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02/15/2017 · 2 Comments

【レシピ】シンプルで簡単なマカロンの作り方、とことん検証!

- おやつ· ★popoレシピ· ★手作りおやつ

簡単マカロン

こんにちは。popoです♪

昨日お話しした「マカロン作り」についての続きを..
色々と調べたり、失敗したりした経験から学んだ、レシピもご紹介します。(^^)
昨日の記事はこちら→ *マカロン作り*と、【おすすめマカロンシート】

 

 

以前一度、マカロンのクラスをとったことがあります。
その時の記事はこちら→ 秋をテーマにしたマカロンを焼く♪@Sur La Table クッキングスクール

でも、一度習っただけではなかなか身につきませんよね。💦
その後自分でも作ってみようと思いつつ、なかなか実現せず…

今回ようやく、「よし!」と気合を入れて、作ってみることに。

マカロン専用のシートも、クリスマスに手に入れていました♪

  

 

 

それにね、きっと日本のレシピの方が美味しいだろう、と思って、この本も買ってあった。
準備は万端!

こんなかわいいマカロンはアメリカにはないから
作ったらきっと喜んでもらえるだろうと思って。💕

 

 

 

マカロンには新鮮なたまごは使ってはダメ?!

さて、いよいよ作るぞ~!と気合を入れて、この「かわいいマカロン」の本の作り方を読み始めて
愕然としました。( ゚Д゚)

(卵を割り、卵白を取り出してラップをし、冷蔵庫に入れて2,3にちおく(卵白のコシが弱くなり、泡立ちがよくなる)

と、最初に書いてある。
ま、マジですか… ??
マカロンを作ろうと思ったら、2,3日前から準備しなくちゃいけないの~?!

新鮮なたまごの白身はコシが強すぎて、マカロン作りには向いていないとのこと..
普通にアメリカのマーケットで買ったたまごなら、
たいていの場合そんなにフレッシュではないので、ちょうどよかったのかもしれないけど
家にあったのは、ファームフレッシュの新鮮なたまご。💦

しかも、「かわいいマカロン」の本のレシピには、卵白は少し取り分けておいて、全部泡立てずに
最期に泡立てていない卵白を加えて混ぜる、という、さらなるひと手間がありました。
グラムできっちり計って取り分けるので、とっても面倒!

アメリカで見かけるレシピにはそんな工程はないし(卵白は全部泡立てる)、
しかも卵白の量も、グラムなどではなく、「Lサイズのたまご2つ分」など、とってもおおざっぱです。

 

障害はそれだけではありませんでした。
材料のところには、(マカロンにはコーンスターチの入っていない純粉糖を使用する)と書いてあるのです。

マーケットに行って探してみたけど、コーンスターチの入っていない粉砂糖なんて売っていないし、
アマゾンで見ても見つからない。

いやいや… アメリカで普通に売られている粉砂糖(コーンスターチ入り)でも作れるはず!
だってわたしがクラスで習った時は、普通の粉砂糖だったはずだし
アメリカで出回っているレシピを調べてみても、みんな普通に売られている粉砂糖を使っていて
写真を見る限りでは、それでとってもきれいに焼いている…

 

じゃあ、アメリカのレシピで作ってみるか!と思うところでしょ?
でもね、今度はアメリカのレシピでは、ほとんどの場合に「クリームオブターター」を使っているんです。

こちらはアメリカでは手軽に手に入るものだし、買って使ってもいいのだけど、あいにく手元にはありません。💦
(クリームオブターター(Cream of tartar)を入れるときめ細かく安定したメレンゲが出来る)

 

さて、わたしの状況をまとめてみましょう。(;’∀’)

・うちにあるのは、日本のレシピによると使ってはいけないはずの新鮮なたまご、それからコーンスターチ入りの粉砂糖。
・アメリカのレシピで使われる、クリームオブターターは、手元にない。

 

ということで…

結局わたしは、新鮮なたまごとコーンスターチ入りの粉砂糖使用、
そしてクリームオブターターも使わない!という荒業(?)を強行してみることに。(‘ω’)ノ

 

 

マカロンを絞ったら、焼く前に乾燥させる?焼成温度は?

混乱したのは、材料の事だけではありませんでした。
今度は作り方にも疑問だらけに。

多くのレシピには、マカロンは絞った後に表面が乾くくらいまで乾燥させてから焼く、と書いてあります。
そして、焼くときは140℃で10~12分。

でもネットで情報(日本の)を調べてみると、最初は200℃くらいの高温で焼いて、その後温度を落としつつ焼くのが
割れないポイント、なんて書いてあったりします。

そして、アメリカのレシピでは、乾燥させる工程のないものも結構あります。

もう一体、どれが良いレシピなのか!わかりませんよね。💦

 

メレンゲの立て方も、わたしが習ったものと、日本のレシピでは違っていました。

こちら(アメリカ)のクラスで習ったレシピでは、メレンゲのたてかたは「ソフトピーク」、ツノが少しやわらかくお辞儀をするくらい、でも日本のレシピでは、しっかりピンと立つまで泡立てる、とあります。

これも、いったいどっち?!と….

 
 

マカロン、とにかく焼いてみた

とりあえず、焼いてみました。(*‘∀‘)

・新鮮なたまご使用 (ほんとはよくないらしい)
・粉砂糖はコーンスターチ入り (日本の本によると、コーンスターチ不使用を使う)
・卵白はすべて一度に泡立てる (日本の本によると、卵白は少し取り分けておいて、全部泡立てないで、最後にあわせる)
・卵白の泡立て方は、ツノがピンと立つまで (アメリカのレシピによると、ツノはお辞儀の固さ)
・クリームオブターターは使わない (アメリカのレシピでは使う)
・焼成温度は一定。150℃(300℉)で12分ほど (最初は200℃で一気に焼き、それから温度を下げるといい、という説あり。でも面倒!)
・マカロンをシートに絞った後に、20~30分ほど乾燥時間を置く。手で表面を触っても生地が指につかないくらいまで。(乾燥のさせすぎは厳禁! (乾燥時間を取らないレシピもありますが、この手順は外さない方がいいです。)

 

一度目…

失敗。

失敗マカロン

表面が割れてしまったし、つやもありません。💦
形も絞った後がしっかり見て取れる感じで…

 

これは、失敗の原因が何となくわかりました。
たぶん、メレンゲに粉を混ぜるときの混ぜ方がいけなかったのでは?と…

お菓子作りって、粉を入れたら混ぜすぎない、というのが基本ですよね。
泡をつぶしたらふんわり焼けないし、練りすぎるとグルテンが出て固いケーキになってしまう。

でも、マカロンづくりの場合は、ここで泡をある程度つぶしながらしっかりと混ぜ、
生地はへらで持ち上げるたときに、ぼてっと落ちる感じではなくて、
ハラハラと流れるように落ちる感じにならなくちゃいけないんです。
(これを、「マカロナージュ」というそう)

だけど、なんとなく泡をつぶしてしまうことに抵抗があったので躊躇してしまって
混ぜが足りず、マカロンを絞ったときに柔らかく流れる感じではなくて
角がピンと立つ感じになってしまっていました。
だから焼いた時にもその形がそのまま… そしてツヤもないマカロンに…

 

そして二度目。
今度はおなじ作り方で、混ぜ方のみをしっかり目に。

 

そうしたら…
今度は上手に焼けました~。\(^_^)/

成功マカロン

今回わかったのは、

(マカロンはとっても少ない手ごろな材料で、手間もかけずに焼ける、
でもコツをつかまないと失敗する)

ということ。

メレンゲの立て方と粉の混ぜ方が一番のポイントではないでしょうか。
あと、絞るのも慣れないと均等にするのが難しいかもしれませんね。

わたしが使ったようなマカロン専用のシートを使うと、たいていきれいに絞れると思いますが、
専用のシートがない場合には、円を均一に並べて描いたテンプレートを印刷して
それをパーチメントペーパーの下に敷き、テンプレートに沿って絞っていくといいですよ(^^♪

 

というわけで… とっても長くなってしまいましたが…

今日は、わたしが成功したマカロン生地のレシピを紹介したいと思います。
今回、マカロンに挟むバタークリームのレシピは、「かわいいマカロン」の本のレシピに沿って作りましたが
これ、最高に美味しかったです♪
友人も息子たちも絶賛。(^^)
美味しい発酵バターを使ったので、そのためもあるかも?

マカロンのクリームのレシピも本当に色々あるので
また折を見て紹介しますね。(^^)

 

 

とにかくシンプル、でも失敗しない、マカロン生地のレシピ

分量:ミニマカロン24個分

材料:
卵白 2 個分(約50g)
アーモンドパウダー 60 g
粉砂糖 70 g
グラニュー糖 40 g

 

手順:
1.アーモンドパウダーと粉砂糖は合わせて、出来ればふるっておく。ふるう代わりにフードプロセッサーでガーっとやってもよいです(楽ですよ!)。

2.ボウルに卵白を入れて、ハンドミキサー(またはスタンドミキサー)で泡立てる。少し泡立って来たら、砂糖を何度かに分けて入れながら、つやがあり、ツノがピンと立つメレンゲを作る。

3.メレンゲに粉類を入れ、しっかりと混ぜる。泡をある程度つぶしつつ、生地がなめらかでツヤがあり、ゴムベラですくうとハラハラとリボン上に落ちるくらいの状態にする。

4.絞り袋に10mmの丸形口金をセットし、生地を入れる。

5.マカロン用のシートに均一に絞り出していく。この時金口は動かさず絞り、最後は上に向かって回し切るような感じで、なるべくツノが立たないようにする。

6.天板を2度ほど作業台にたたきつけ、中の気泡を抜く。

7.そのまま20~30分ほど置いて、表面を少し乾燥させる。指で軽く表面を触っても、ついてこなくなるくらいまで。

8.150℃(300℉)に余熱しておいたオーブンで、12分焼く。

9.焼けたらそのまま冷めるまで待ってから、シートから外す。

 

 

マカロンって難しいでしょ?!ってたくさんの人に聞かれたけど、
上手に作れた後の感想は
「マカロンはとっても作りやすいお菓子!」
です。

だって、生地の材料も、白身、粉砂糖、アーモンドプードル、砂糖、
たったこれだけ!
もちろん、アレンジの方法は色々あるけれども、基本はこれだけです。

ぜひ気軽に作ってみてくださいね♪
そして、成功したらぜひ教えて下さると、うれしいです。(^^)/


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Comments

  1. spot says

    04/22/2020 at 12:49 PM

    初めてお便りいたします。
    マカロン、何度も作っているのですが
    うまく行く時と全くダメな時があり、しばーらくお休みしていましが、
    popoさんのブログを拝見して、材料を買い込み昨日挑戦してみました。
    (私もpopoさん同様、日本の粉やらレシピ本やらを比較して、
    ブログの内容にうんうんと頷きまくっておりました)
    しかーし、今回はTrader Joe’s のアーモンドフラワーを使ってみたろころ、
    マカロナージュの時点から、これはダメであるなと思いながらも
    案の定、とんでもないモノが焼きあがりました。
    そこで、質問なのですあ、
    アーモンド粉は何を使っていらっしゃいますか?
    当方、ベイエリアに住んでおります。

    Reply
    • popo says

      04/22/2020 at 3:35 PM

      spotさん、
      初めまして。(^^)/
      マカロン、残念でしたね!(>_<) トレジョのアーモンドフラワーは、Blanched(皮なし)のものを使われましたよね?だったら問題ないような気がするのですが.. わたしはコストコで買う大袋入りのものを使ったり、ホールフーズマーケットなどの量り売りを使ったりしています。ただいま量り売りはすべて中止されていますよね。。。 基本的にBlanched(皮なし)で粒子が細かそうなものを選ぶべば、大丈夫なはずです。ぜひめげずに挑戦してみてください♪

      Reply

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アメリカテキサス州在住25年★幸せな育児はママのマインドから。親子で真のグローバルマインドを育み、幸せな未来へと繋げるコーチング。パン作りのオンラインレッスンを不定期で行っています。

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