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09/27/2018 · 1 Comment

アメリカ★長男の大学(カレッジ)進学計画。その4- 「ある意味不公平な、テキサス州立大学への入学条件」

★アメリカの学校・教育

UT Austin

テキサスの州立大学に入るための条件

少し間があいてしまいましたが..
大学進学についてのお話の続きです。(^^)/

今回は、テキサス内に住んでいる生徒が、州立大学に入るための条件について。

まだまだうちは子供が小さいから、興味がないわ、とか、
うちはテキサスではないから関係ないわ!という方も、
ぜひさらーっとでいいので、目を通してみてください。(^^)/

テキサスの大学に関してだけではなく、
アメリカの教育システムについて、
知らないよりは、早くから知っておいた方がいい、と個人的に思うことについて
書いています。(^^)/

 

 

実は、(2018年現在)テキサス州には、
「それぞれの公立高校でトップ10%の成績を収めた生徒は
無条件でどの州立大学に入学できる。」

という法律があります。
(Automatic Admissionと呼ばれています。)

日本の感覚で考えると、かなりびっくり!!でしょう?

 

 

UTオースティンに入りたければ、トップ6%を目指す!

以前、テキサスで「テキサス州立大学がどれくらい人気か」というお話をしました。

 

アメリカ★長男の大学(カレッジ)進学計画。その2- ”テキサス愛”の強いテキサス人が崇拝する、「テキサス州立大学・オースティン校」。

そういうわけで、UTオースティン(テキサス州立大学オースティン校)は
州立大学の中でトップクラスの大学だということもあり、
入学条件も少し違っています。

年々条件が厳しくなっていて、
2019年度、2020年度の進学者の場合は、トップ6%にいなくては、
UTオースティンに無条件で受け入れてもらうことはできません。

わが家の長男は2019年に進学予定ですが、
次男が進学するころ(2022年度)にはきっと5%くらいになっているのでは、と言われています。(*_*;

**注:法律はいつ変わるかわからないので、
正確な情報は大学のウェブサイトなどでご確認くださいね。
UTオースティンへの無条件入学についての情報は、こちら。→ ★

 

 

希望の学部に入れるとは、限りません。

そういうわけで、学校でトップ6%に入っていれば、ほぼ無条件でUTオースティンに進学できます。
そして、トップ10%に入っていれば、その他の州立大学を選ぶことが出来ます。
(UTオースティンのサイトを見ると、一応何らかのレビューがあるそうですが。 )

 

だけど..

希望の学部に入れるかどうか、というのは、また別の問題なのだそうです。
(このことはわたしもつい最近知りました!)
特にエンジニアリングなどの人気の学部は
さらに狭き門のよう…

希望の学部に受け入れてもらえなくても、
たとえばトップ6%に入っていればとりあえずUTオースティンに入学は出来るので、
そこから希望の学部を目指す、という道もあるようです..

でも競争率の激しい学部になればなるほど
リスクも大きいですよね。
結局希望の学部に入れなかった、ということになる可能性もあります。

 

 

テキサス州立大学への無条件入学制度は、ある意味不公平?

トップ6%ならUTオースティンを含むすべての州立大学を、
そしてトップ10%に入っていれば、UTオースティン以外の州立大学を選ぶことが出来る..

こうしてさらっと言えば、何となく分かりやすくてで公平な感じがするかもしれませんが
実はそうシンプルではないのです。💦

 

公立高校のレベルは、住む地域によって驚くほど違います。
一般的に高所得者の住むエリアの学校はレベルが高いし、
低所得者の住むエリアの学校はレベルが低くなります。

レベルの高い学校でトップ6%に入る生徒の学力は並大抵ではないですが、
レベルの低い学校のトップ6%の生徒の学力は、それほど高くないという場合もあるのです。

レベルの一番高い大学のトップの子たちは、
UTでなくてもハーバードでもプリンストンでもどこでも行けるのでは?という学力だし、
レベルの低い学校では、トップ6%に入っている生徒でも、
普通に受験をすればUTオースティンには受からないだろう、という子も多くいるはずです。

すべての生徒に平等にチャンスを与える、という目的で出来た法律らしいですが、
これはある意味「不公平」な制度なんですよね..

 

このため、いい学区に住んでいるのに、
子どもが高校に入るとき、または在学中に
わざわざそれほど良い学区でない地域に引っ越す家族もいるそうですよ。💦

 

 

トップ10%に入っていないからといって、州立大学に行けないわけではない

ここまでお話したのは、「無条件入学」についてのおはなしでした。

ただ、学校でトップ6%に入っていないからといってUTオースティンに入れないわけではないし、
トップ10%に入っていないからといって他の州立大学に入れないわけでもありません。

無条件入学はないですが、州外を含む一般の生徒たちと同様に願書を出して
受け入れられるケースも多々あります。

学力の高い高校に通っている生徒なら、トップ20%、30%でも
UTオースティンに入るくらいの学力はあるはずだし、
どこかしらの州立大学にはほとんどの子が希望すれば入れるはずですから。

だけどやっぱり無条件入学は魅力的だから、
州立大学に行きたいならば、
レベルの高い高校に通う子には不利だし、
そうでない高校に通う子には、大きなメリットがあるんですよね。

このことについて考えるたびに、本当に複雑な気持ちになります。

 

 

「本当は入れないレベルの大学に入れた!ラッキー!」では済まないことも

ただし、本当は入れないレベルの大学に入れた!と喜んでばかりもいられないケースも多いそうです。

レベルの高い高校とそうでない高校の差は本当に大きくて、
レベルの高い高校では、多くの子がすでに大学レベルの勉強をしているので、
大学に入っても今までの延長のような感じで、さほど苦労しません。

が、レベルが低めの高校では、卒業率を上げることだけが目的になっていたりして、
宿題すらまともに出さない、なんていうケースもあるのだそうで。(@_@)

そういった高校を出た子が、レベルの高い大学に入ってしまうと
その後が本当に大変です。
何しろまわりは自分より学力がぐーんと高い生徒ばかリ。
それに必死でついていかなくてはなりません。

かなり根性のある子でないと、
結局挫折してドロップアウト(退学)…なんてことに。
そんなケースも珍しくないそうです。

 

そう考えると、大学選びは本当に難しいですよね。💦
それぞれの子供にあった選択をするのが、一番大事ですね。

 

 

学区選びは本当に難しい問題です。

普通、子供が幼稚園に入るような年ごろだったりしたら、
まだまだ高校の事までかんがえませんよね?

でも、アメリカでは、家を買うと決めた時点で
高校のことまである程度考えておいた方がよいのです。💦

(アメリカは高校までが義務教育で、基本無料。
住むエリアによって、どの学校に行くかが決められているだけで、
受験などはありません。)

住むエリアによって、小学校のレベルは高くても、
高校はいまいち… なんていうことも多いし

逆に、高校のレベルがものすごく高かったりすることもあります。

 

今までお話したように、高校のレベルは高ければ高いほどいい、と
一概に言えないこともあるし、本当に難しいのです。
色々な事情を知らないと、「学校なんてレベルが高ければ高いほどいいだろう!」って
思ってしまいがち、だけど
そうシンプルではなかったなぁ、と今になってひしひしと感じます。

レベルの高い高校での競争はとっても厳しくて、
あまり勉強が得意でない子にとってはかなりのストレスになってしまうことも。
そしてそれは親にとっても大きなストレスです。
(うつになってカウンセラーに通うなんていう子の話も多く聞きます)

例えばわたしの職場のシェフの末っ子の男の子は
もともと近辺で一番レベルの高い高校に通っていたのですが
全くついていけず落第しそうになったので
同じ学区内の別の高校に転校させてもらったそう。
そこでは何とか落第せずにやっているわ、とのことです。(;’∀’)

 

勉強が得意な子は、よい学校でどんどん競争し、
学力を伸ばすのもいいでしょう..
(結果、クラスランク(学校での順位)はそれほど良くなくても
SATなどはトップクラス!ということもあるかもしれません)

いや、うちはそこそこの学校でそこそこにやってくれて、州立大学に行ってくれたら万々歳、
という気持の方もいるかもしれません。

 

なんとなくでも、自分の育児方針を考えたり
子供の資質をよく見たうえで家選びをする方が
後々後悔する可能性が低くなるのではないかな、と思います。

 

わたしたちも、子供が小さかった頃は高校の事まで全く考えていませんでした。💦
結果的に、うちのエリアの高校は、トップクラスではないけれどそこそこのレベル、という学校で
親も子供たちも、これくらいでちょうどいい、と満足しているのでよかったですが..

当時は本当に高校のことまで深く考えていなかったから、
たまたま他にいい家が見つかっていたら、すごくレベルの高い高校や
逆にいまいちな高校のエリアを選んでしまっていたかもしれません。
そう思うと、怖いなぁ、と思うのです。

もちろん、先ほどお話したように
同じ学区内なら条件さえ許せば越境して別の学校に通うことも可能だから
選択肢がないわけではないのですけどね。
でも、手続きや通学などのことを考えても、
もともとの校区の学校に通えるのが、一番楽なことは間違いありません。

学校のために引っ越すとなると、不経済でもあるし
(家が買ったときより高く売れても、次に買う家も高ければ意味がないので)
子どもたちは友達と別れるのが嫌で
引っ越しに大反対!なんてこともあり得ますしね。💦

 

もちろん、何もかも最初の計画通り、なんてことはなかなかないかもしれませんが
早くから知っておいた方がよかったなぁ、と今になって思うことが多々あるので
お役に立つこともあるかと思い、シェアしてみました。(^^)/

 

 

2018年の世界の大学ランキング。

つい最近発表された、2018年の世界の大学ランキングで、
テキサス大学オースティン校は、49位でした。

ちなみに日本のトップは東大で、46位、
京大が74位です。

ほぼ東大に近いランキングということを考えれば、
一般の高校のトップ6%で入れるなら
かなり恵まれたことなのかもしれません。

東大に入れる人なんて、日本ではたぶん、トップ1%にも満たないですもんね。


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